MaVieが考える“広報のありかた”と私たちができること

「広報」という言葉を聞いて、なにを思い浮かべますか?プレスリリースを書き、記者や編集者の方にコンタクトを取って、取材依頼をする姿でしょうか。一般的にそういった「メディアリレーションズ」と呼ばれる誘致活動を広報の仕事のメインだと考える人は多いと思います。実際、企業活動を社会に対して発信するためにメディアの力をお借りすることは欠かせない”広報活動”のひとつではありますが、私たちMaVieが考える”広報のありかた”は、そこにとどまりません。今回は、MaVieのコアとなる「広報」についての考え方と私たちができることについてお話します。

「広報」は「PR」とも呼ばれます。PRとは、パブリックリレーションズの略で19世紀末から20世紀初めにかけてアメリカで発展した、組織とその組織を取り巻く人間(個人・集団)との望ましい関係を創り出すための考え方および行動のあり方と言われています。(※)

この言葉だけを見ると、すこしイメージがしづらいですね。

「組織とその組織を取り巻く人間(個人・集団)との望ましい関係」とはなんでしょうか。”その組織を取り巻く人間”というのは、一般的に「ステークホルダー」とも呼ばれ、一般消費者・顧客(ユーザー)・取引先・株主や投資家・社員・地域住民・金融機関・行政機関などその組織との関係者を指します。つまり、企業を取り巻くすべての人との良好な関係をつくる。それが”広報活動”と定義されているわけです。

そう考えると、一般的に広報という言葉からイメージされる「メディアリレーションズ」は企業にとってステークホルダーとの良い関係をつくるための手段・方法であって、広報そのものではありません。MaVieは企業の広報支援サービスを行っていますが、この基本をお客さまと最初に意識合わせをさせていただいています。まず、誰とどんな関係を結びたいのか。ステークホルダーの中でも、どの層に対して何を理解してほしいのか。その「望ましい関係」の状態定義を行ったうえで支援を開始しています。この最初のすり合わせが非常に重要で、必ず経営者や広報責任者の方々とじっくりお話をさせていただいています。

こんな事例があります。弊社で支援をさせていただいた幼児教育事業を展開する企業では、顧客となる保護者の方々からの信頼度を上げるため、最初にあえて教育系媒体ではなく経済・ビジネス系媒体へのアプローチを行いました。その結果、テレビや新聞などをはじめとした有力なメディアに多数掲載が実現。その独自性の強いサービスは、非常に話題になりました。ですが、意外なことに想定していた顧客以外の業界や従業員という別のステークホルダーからの反応が強く、「業界での知名度」「従業員の自社サービスへの誇り」など予想外の効果が得られたのです。

このように、広報活動によって得られる「望ましい関係」の構築はひとつの方向にとどまりません。私たちの支援では自社を取り巻く関係者をそれぞれグループ分けし、その企業が将来ありたい姿を目指し「誰に何を伝えたい」のか、「伝えた結果何が起きる」のか、それらをイメージして施策設計を行います。これがMaVieが強みとする中長期にわたる”並走型支援”です。

とにかくメディアにたくさん掲載してほしい、プレスリリースだけ書いてほしい、そういった短期的な支援・単なる作業代行は行っていません。ステークホルダー別にメッセージを整理し、確実に届けるための中長期的な施策を一緒に練り、走っていく。それが私たちのスタイルです。一見、回り道のように感じられる地道な設計なのですが、長きにわたり愛されるブランドをつくるにはそういった積み上げが非常に重要だと考えています。

また、並走するだけではなく将来的に自社メンバーのみで理想の広報活動が行える「自走化」を目指した広報担当者の採用から育成までの支援も同時に行っています。今まで書いてきたような「誰と、どんな、望ましい関係を築きたいのか」という広報の考え方をインストールしていただきながら、プレスリリースの添削、メディアアプローチ、社内への発信・共有、コンテンツ制作などの実務を一緒に行っていきます。そして、広報に新たに着任した担当者が実務が行えるだけではなく「誰に何を」の部分を明確に指し示すことができるようになれば支援は終了、”卒業”となります。

MaVieが考える理想的な”広報のありかた”とは、企業自身が取り巻く多くの関係者をそれぞれ具体的にイメージしてとらえ、「誰に何を伝え」、「どのような望ましい関係」を築きたいのかが明確に定義されていることです。その定義をもとに、外部メディア・自社コンテンツ・SNS・社内ツールなど適切な手段でしかるべき人たちにメッセージを届けていく。私たちは、それらを並走でご支援し、そして最終的には”外部からのコンサルティング不要”の状態にまでもっていくことを目指しています。

広報の考え方を浸透させたい、担当者を育成してほしい、自社の課題を整理したい。MaVieは、さまざまなリクエストにお応えします。ぜひ一度、あなたの会社の目指したい”広報のありかた”をお聞かせください。

※(出典)公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会 公式サイトより

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