その広報活動、経営戦略に通じてますか?メディアリレーションも経営の根幹に紐づく理由


<目次>

  1. メディア露出はゴールではなく、むしろスタート
  2. メディアリレーションには、中長期にわたるブランドコミュニケーション戦略が重要
  3. ビジョンを言語化する広報戦略の立案からのサポートを

広報活動において、自社の商品・サービスの最新情報の告知やプレスリリースを通じて、記者や編集者の方々にコンタクトを取って取材誘致をする。こうした活動を一般的に「メディアリレーション」や「メディアプロモート」と呼びます。広報といえば、こうしたメディアへの誘致活動を行っている人は多いのではないでしょうか。

まず大前提として、広報はテレビや雑誌、WEBメディアなど第三者の評価を通じて消費者の評判や世論の形成につなげます。こうしたマスメディアの力をお借りすることは、企業活動を社会に発信するために有効な手段の一つですが、やみくもにメディアへの露出を図るだけでは効果が得られないことも。

今回は、これまでの事例の一部をご紹介しながら、MaVieが考える「経営戦略に基づくメディアリレーション」とはどのようなものかをお話しします。

メディア露出はゴールではなく、むしろスタート

「とにかくメディアにたくさん掲載してほしい」「プレスリリースだけ書いてほしい」。MaVieでは、そういった短期的な支援はお引き受けしていません。その理由は、私たちは「メディア露出はゴールではなく、むしろスタート」と考えているからです。

こんな事例があります。弊社でご支援していた幼児教育事業を展開する企業では、顧客となる保護者の方々からの信頼度を上げるため、ママ向け媒体でのPRを検討していました。しかし、私たちMaVieでは、最初にあえてママ向け媒体ではなく、“経済・ビジネス系媒体”へのアプローチを行ったのです。

これには明確な戦略がありました。支援をお引き受けさせていただく時点でのヒアリングで、その企業の経営者の方が目指しているのは「ママの間で話題になる」ことではなく、「保護者の方々からの信頼度を上げる」ことであると分かったのです。そこで、多くの人々に「このメディアで取り上げられている会社のサービスなら信頼できる」と思ってもらえる媒体は何かを考え、“経済・ビジネス系媒体”へのアプローチという方向性が明確に。これらの媒体の読者層は、教育への関心が高い保護者層とも重なるという点も決め手になりました。

また、“経済・ビジネス系媒体”はメディア担当者の間でもチェックされていることが多いため、最初の記事を見た教育系の専門誌などからも問い合わせが入るであろうことも想定して準備を進めていきました。そうした戦略的な取り組みが功を奏し、テレビや新聞などをはじめとした有力な複数メディアへの掲載が実現。その独自性の強いサービスは非常に話題になりました。

さらに、想定していた顧客層以外の業界関係者や社内の従業員からの反応も強く、「業界での知名度」「従業員の自社サービスへの誇り」など、予想を超えた効果も得られる結果となったのです。

戦略的なメディア露出が成功したことで、サービスの信頼度の向上、そして社員のモチベーションアップといった、事業展開を進める上で必須となる「経営の土台」の構築につながったこちらの事例これこそが、MaVieが考えるメディア露出のあり方です。

メディアリレーションには、中長期にわたるブランドコミュニケーション戦略が重要

このようにメディアリレーションをどのような方向性で実施するかによって、得られる結果も違ってきます。その方向性を定めるには、明確な経営戦略が必要です。

「将来のありたい姿」を明確に言語化し、そのために「誰に何を伝えたいのか」という点を十分にすり合わせ、「伝えた結果として何が起こるのか」までを見越したうえで実行する施策に落とし込む。メディア露出を意味あるものにするには、メディアリレーションを行う前後の段階で、こうした中長期にわたるブランドコミュニケーションの戦略を立案していくことが重要だとMaVieは考えます。

また、従来の広報活動における「メディアリレーション」とは、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・WEB媒体といったマスメディアへの露出が想定されていました。しかし現在では自社のオウンドメディアやSNSを活用する、オンライン上でのファンコミュニティを運営する、オンラインイベントを実施するといったさまざまな形態での情報発信が可能です。

このような時代に即した手法も含めた多様なアプローチ方法の中から、どれが最も適しているのか、あるいはどう組み合わせて実施すればより効果的なのか。それを判断するには、やはり具体的な発信を行う前で「どのようなブランドイメージを形成していきたいのか」という中長期的なビジョンを持つことが欠かせません。

「これまではプレスリリースを送付してもなかなかメディアに取り上げてもらえなかった」「メディア露出はできたものの、効果が一時的なもので終わってしまった」。そのようなお悩みを抱えている場合は、中長期的なブランド醸成のための戦略を見直すことで、より効果的な情報発信ができるようになる可能性があります。

ビジョンを言語化する広報戦略の立案からのサポートを

MaVieでは、企業を取り巻く人々のそれぞれが「具体的にどのような人なのか」をイメージできるようにして、「誰に何を伝えたいのか」「中長期的にどのような関係を築いていきたいのか」を明確に言語化するといった、戦略立案の段階からのご支援が可能です。適切な手段で、しかるべき人々にメッセージを届けていくにはどうすればよいのかを、一緒に考えさせていただきます。

まず経営者をはじめ経営陣と1on1を実施し、現状の把握はもちろん、経営者が目指す会社の中長期のビジョンも理解したうえで戦略を立案。ブランドメッセージを言語化していきます。その戦略を実行するために、ターゲット層に訴求するためのPRプランの策定、そして発信チャネル・手法の選定、さらに実行のサポートまでトータルプロデュースでのご支援を行う私たちにぜひ一度、ご相談ください。

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