企業広報が担う役割は、経営者の代弁者。経営課題を解決に導く広報戦略のポイントとは
広報の仕事とは何でしょう?想像できる仕事内容としては、プレスリリースを配信すること、メディア露出を獲得すること、様々あるかもしれませんが、もっとも重要なのは「経営者の言葉を伝えること」ではないでしょうか。
さまざまな企業とお話する上で、こんなお悩みをよく伺います。
- 「なんとなく広報活動をしていて、実績につながらない」
- 「経営戦略やメッセージを踏まえたPR活動ができていない」
- 「ネタはあるけれど、どう活用すればいいか分からない」
これらは本当によくあるお悩みですが、視点を変えて、広報PRの本質に立ち返ってみましょう。
広報PR活動の目的は、ただ単にたくさんプレスリリースを打つ、やみくもにメディア露出を仕掛ける、こういったことではありません。広報PRが担う役割とそれに伴う影響は、ブランディングやマーケティング、営業活動、そして採用など、とても幅広いのです。
目次
伝えたいメッセージをきちんと社会に届けられているか?
たとえば「メディアには出ても、反響がない」「情報発信をどうしたらいいか分からない」というお悩み。
そういう場合には、伝えたいメッセージが言語化出来ているのか?といったメディア掲載のクオリティや、届けたいターゲット層が目にするところに発信できているのか?を分析していきます。
いくらメディアに露出できていても、狙いをはずしていたら意味がありません。伝えたいメッセージをきちんと社会に届けられているか?という目線で現状を把握することは、とても大切です。
流行だからといってSNSでの情報発信に飛びつくのも要注意です。企業ホームページやサービス紹介ページでのメッセージと内容を揃えられているかを確認する必要があります。発信のトーンを媒体によって変えることはあっても、伝えたいメッセージ自体がブレてしまっていたら、本末転倒ですよね。
広報の現場から聞こえてくる声
また、広報の現場からはこんな声も聞こえてきます。
上司が広報の意義や役割を理解していないせいで、露出量を広告費として換算してしまい、現場の活動を正しく評価することができず、担当者のモチベーションが下がってしまうケース。これではせっかく広報活動をしていたメンバーの離職を招きかねず、経営にも打撃を与えてしまいます。
上司側の悩みとしては「広報の正解が分からないので、正しく部下を評価出来ない」という声も。広報を統括しているのに広報活動自体は未経験、といった上司も多く、「戦略の立て方が分からない」というご相談もとても多いです。
広報は宣伝と異なり、社会との関係を築くために行うもの。費用をかけてメディアに露出する宣伝活動とは、目的がまったく別です。広報のKPI設定は、広報活動を正しく理解して設計することが重要です。
広報戦略設計におけるポイント
課題解決のために、企業広報のプロが広報戦略設計から伴走するのがMaVieの広報戦略コンサルティング。
特徴としては、独自のチェック項目をもとに現在の広報活動をヒアリング・分析し、きちんと課題を抽出していきます。メディアリレーションのみ、露出獲得のみといった「PR代行業」ではなく、根本的な課題の解決から改善までをワンストップでご提供します。また遠方の企業もオンラインでのサポート実績が多数あります。
様々な企業規模の広報を立ち上げ、課題改善に携わってきたMaVieだからこそ提供できる「広報戦略コンサルティング」は、いわゆるコンサルティングだけで終わりません。インハウスの広報体制の構築までも一緒に行います。
「広報のかかりつけ医」として
私たちMaVieが大切にしているのは、ちょっとした困りごとの解決も全力でサポートする「広報のかかりつけ医」として、企業の皆さんとともに併走すること。
そのため短期的な業務代行はせず、インハウス伴走する広報戦略パートナーです。戦略設計から施策の企画実行まで、一気通貫で企業に寄り添いながら支援を行います。理想とする広報活動をスタートするために、まずは広報のプロと一緒に現状の課題やタスクを可視化してみませんか?